マーマレード 2014 10 26
私は、マーマレードが好きで、
スーパーで見かけると、つい買いたくなります。
それに、甘くないクッキーがあれば、うれしいです。
そう言えば、クッキーと言えば、思い出すことがあります。
アメリカの著名な政治家であるヒラリー・クリントンさんが、
かつて、「私は、家庭でクッキーを焼いて、
満足しているような女性ではありません」と発言したことがあります。
この発言には、衝撃を受けました。
これを日本風に言うと、どうなるか。
「私は、家庭で味噌汁を作って、満足している女性ではありません」となるでしょう。
ヒラリーさんの発言が、
アメリカ国内に大きな衝撃を与えたことは言うまでもありません。
日本人は、アメリカ女性というと、何事も進歩的で積極的だと思うでしょうが、
それは、アメリカ映画の見すぎです。
むしろ、アメリカでは、ヒラリーさんのような女性は少数派で、
保守的な女性、あるいは伝統を尊重する女性の方が多いと思います。
今、アメリカでは、中間選挙で、激戦が続いていますので、
大統領選挙の話題は少ないと思いますが、
やがて、そういう話題で盛り上がると思います。
日本は古い国で、アメリカは新しい国ですが、
国民性は、正反対の場合があります。
大統領選挙は、いまだに西部開拓時代を思わせるような古いシステムです。
アメリカ南部に行けば、西部劇を連想させるような街並みが、
残っていると聞いたことがあります。
そういうわけで、意外にも、アメリカ人は、保守的な人、
伝統を重んじる人、古いものを大事にする人が多いと思います。
日本人は、アメリカというと、
ニューヨークやサンフランシスコを連想しますが、
そういう都市は、特殊な地域で、
基本的に、アメリカは、「大いなる田舎」で構成されています。
一方、日本人は、新し物好きで、新しいものにすぐ飛びつきますが、
伝統的なものが失われていくのは、残念です。
現代文明に染まってしまった日本人に、
「アメリカのアーミッシュのようになれ」と言っても無理な話ですが、
それでも、伝統というものは、強い意志を持って守っていかなければ、
後世に残っていかないのです。
アーミッシュ 2012 9 2
アーミッシュとは、アメリカやカナダにおいて、
キリスト教の宗派の一派で、
移民当時の生活様式を守るため電気を使用せず、
現代の一般的な通信機器（電話など）も家庭内にはない。
原則として現代の技術による機器を生活に導入することを拒み、
近代以前と同様の生活様式を基本に農耕や牧畜を行い自給自足の生活を営んでいる。
自分たちの信仰生活に反すると判断した新しい技術・製品・考え方は拒否するのである。
基本的に大家族主義であり、ひとつのコミュニティは深く互助的な関係で結ばれている。
新しい家を建てるときには親戚・隣近所が集まって取り組む。
服装は極めて質素。
子供は多少色のあるものを着るが、成人は決められた色のものしか着ない。
洗濯物を見ればその家の住人がアーミッシュかどうかわかる。
（以上、ウィキペディアから引用）
世界で最も科学技術が進んだアメリカにおいて、
このような宗派があるとは、驚きでしょう。
しかも、今も、アメリカの各州において、
確実にアーミッシュが増え続けているというのも驚きでしょう。
聖書から、アーミッシュのために引用します。
心つつましき者は、幸いである。
あなた方は、神が約束したものを受け継ぐ。
Happy are those who are humble;
they will receive what God has promised!
（マタイによる福音書）